
担当の緑川です。2月14日、今日はバレンタインデーですね(^^)
さて、チョコレートをプレゼントする習慣は海外から伝わったものですが、ここ日本でもすっかり定着しています。年間の約2割消費しているのがこの日だと言われています。
今回はチョコレートの色々な効能について紹介したいと思います。
■カカオ・ポリフェノールのいろいろな効能
“がんや動脈硬化” などさまざまな病気の原因といわれる活性酸素。今、その働きを《おさえる》と注目されているのがポリフェノールです。ポリフェノールは赤ワインにも多く含まれていますが、チョコレートにはそれよりもはるかに多量に含まれているのです。
1. 動脈硬化を防ぐ
カカオ・ポリフェノールは、動脈の繊維にコレステロールがたまったり、LDL-コレステロールが酸化を受けて動脈硬化が進むのを防ぐことが、ラットや人によって確かめられています。
2. ストレスに打ち勝つ
身体的にストレス状態にあるラットにカカオ・ポリフェノールを与えたところ、ストレスにうまく適応することがわかりました。また心理的ストレスにたいしても抵抗力が強まることが確かめられました。
3. アレルギーやリウマチにも効果
アトピーや花粉症などのアレルギーは現代病のひとつとして大きな問題になっていますが、マウスにカカオ・ポリフェノールを与えたところ、アレルギーの原因となる活性酸素の過剰な働きが著しくおさえられました。さらにチョコレートを人に食べてもらったところ、おなじ効果がみられました。
■ココアは病原菌をおさえ、傷の治癒にも効果的
ココアは胃かいようや胃がんとの関連が深いピロリ菌や重い食中毒で知られる病原性大腸菌O-157が増えるのをおさえるなど、細菌の感染に効果があるほか、毎日ココアを飲んでいる重症患者さんには傷の治りが早くなることが確かめられています。
■チョコレートの香りが精神活動を高める
チョコレートの香りが集中力や注意力、記憶力を上げることが人の脳波や学習実験から確かめられましたが、さらにチョコレートを食べたほうが、陸上競技の「ヨーイ~ドン」から スタートの反応時間が短くなることが分かりました。
■チョコレートはミネラル豊富
チョコレートはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類を豊富に含む栄養バランスのとれた食品です。とくに注目したいのはカルシウムとマグネシウムのバランスがよいことです。一般にマグネシウム不足は心臓病の危険を増すことが知られています。
このように色々な効能のあるチョコレート、仕事に疲れた時などにぴったりです!。あと一息!などという時にエネルギー補給として取り入れてみてはいかがでしょうか。