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シャツの番手

担当の緑川です。
今回は、シャツの番手についてご紹介いたします。
番手とは糸の太さを表す単位で、一定重さあたりの長さになります。
したがって、単位が小さいほど、太い糸になり、反対に単位が大きいほど
細い糸になります。
一般的で廉価なドレスシャツは50番手の単糸をたて糸、よこ糸に使用したブロード生地です。
ここで、50番手というのは糸の太さのことで、数字が大きくなる程糸は細くなります。
例えば、50番手の糸の断面積は100番手の糸の断面積の倍ということになります。
高級なドレスシャツになると100番手の双糸をたて、よこに使用したブロード生地になります。
※(2本の糸を撚り合わせた糸を双糸、対して1本の糸を単糸とよびます。)


50番の半分の太さの100番を2本よりあわせて双糸にするのだから、50番と同じ太さになり生地厚としては
同等のブロード生地が出来上がります。また、双糸の方が単糸と比べて均質なので、
強度(引っ張って切れる時の力)も大きくなります。また生地もしなやかになります。

ビジネスシーンで着こなす、ドレスシャツは80〜100番手のものを選ぶと
良いかと思われます。80番手が一般的にドレスシャツに扱われる番手であり、100番手以上になれば、
生地自体に光沢が現れ、繊細になってきます。

いい事だらけの双糸ですが、一つだけ欠点があります。
それは摩擦に弱いこと。引っぱり強度は強いのにです。
生地が擦れるとき、生地表面の双糸の片方が擦れてまず切れます。
そうすると、残った1本に力がかかりすぐに残りの1本が切れます。
たまに、時計をはめた側のカフスの内側が破れることがあります。
双糸使いのカフスは単糸使いのカフスより早く時計の擦れによる破れが訪れます。

そのような特徴はありますがぜひ、店頭で生地をお手に取って、そのしなやかさを味わってみてください!