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麻のこと

梅雨明けとともに、いよいよ照りつける太陽が厳しい季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。担当の緑川です。
今日は《麻》についてのご紹介です。実は麻の歴史はとても古く、人が麻を使い始めておよそ“一万年!”人類最古の繊維と言われております。天然繊維のなかでもっとも涼しい繊維といわれ、温度や湿度の高い季節に適した植物繊維素材です。

世界には、数十種類の特徴の異なる麻があります。一般的なものではリネン(亜麻)、ラミー(芋麻)、ヘンプ(大麻)、ジュート(黄麻)です。しかし、衣料用繊維として「麻」と品質表示できるものは、ラミー(ramie)とリネン(Linen)の2種類ですが、そのうち一般的にシャツやジャケットに使用されているものは、しなやかな肌ざわりと上品な光沢を持っている「リネン(Linen)」です。


特徴は、さらりとして張りのある感触。そして、水分をすばやく吸い、乾くのが早いということです。その理由は繊維の中心が空洞になっているからです。その上、天然繊維の中で最も丈夫で、コットンの2倍、ウールの4倍を誇る強度は水に濡れるとさらに増します。だからジャブジャブ洗濯しても痛みにくく、長いものでは10年、20年と使えるものもあります。この耐久性から、日本では消防のホースにも使われていました。大航海時代には帆船の帆に使用されたことが、ヨーロッパで麻産業が発達した理由と言われています。

欠点は、シワになりやすい。そして摩擦により毛羽立つため、白化しやすいということです。虫には強く、カビに弱いのです。他には、縮みやめくれ、反り返りが起こることがあります。特有のハリと風合いを出すために、撚りを強くかけているために生地によって“めくれ気味”になることもあります。

それでは最後にもう一度、涼しくなるための『麻の効力』をご案内いたします。  

夏に、人が快適さを感じる衣服の条件は、皮膚温を“一定温度以上に上昇させない”ことです。その限度は、温度32℃、湿度50%とされています。この温湿度が上昇すると蒸れを感じ、33℃湿度80%で発汗が始まり不快感を覚えます。麻は、他の繊維に比べ保温性が低く放射性に優れています。つまり、麻の衣服は不快な体温を放熱して快適な冷涼感を与えてくれるのです。

この暑い夏を乗り切るには、すでに生活になくてはならない素材となりそうですね!
ビッグヴィジョンでは《2枚で》12,400円のシリーズ。
それから“期間限定セール”で、《2枚》20,000円!!のインポート生地、ALBINIの麻もご用意しております。ぜひこの機会にお試しください!!


☆ちなみにお手入れ方法の注意点として、蛍光剤は生地の色合いを損ない、漂白剤は繊維を痛めるので控えてください。アイロンがけは水分をたっぷりにして、“高温”にして当てる方が早くて綺麗な仕上がりとなります。