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スタイル再考!(モッズスタイルpart1)

木の葉の色の移り変わりとともに、気候もだいぶ肌寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。担当の緑川です。
さて今日は「スタイル再考!」ということで、今さら感はありますが(流行は繰り返しますので,,)スーツスタイルを語る上で避けて通ることのできない!
“モッズスタイル”これをイギリス映画『さらば青春の光』のファインダーを通して、全3回に分け、「①映画,②音楽,③ファッション」の3方向から私感を含めてご紹介していきたいと思います。

まず、1回目として今回は「映画」としての“モッズスタイル”です。『さらば青春の光』ですが、ストーリーは1960年代にイギリスで起きた若者カルチャーのモッズムーブメントと、対するロッカーズの対立を描いた、少しやるせなく甘酸っぱい青春映画です(内容は特にありません、、)
現在でも青春映画の金字塔として紹介されていますし、私が学生時代(今から20年ほど前)から“ファッション好きなら必ず観るべき《バイブル!》として扱われていました。


洋服好きにはマストの映画!!と評判があったにもかかわらず、私がすぐに飛びつけなかったのにはいくつか訳があります。
まず、モッズコート(M-51)に魅力を感じませんでした。私はパラシュートジャケット(前見頃にポケットが4つ少し斜めについてるもの)を選びました。次に、モッズのシンボルマークである(英国空軍の)ブルー×白×赤の「ターゲットマーク」もあまりピンときませんでした。。最後に、ボルドー(エンジ色)が配色で使われているネクタイ,スーツ,カーディガンが暗い印象であまり好きではありませんでした。
という以上のようなはっきりとした理由があったために、この映画に食いつけなかったのだと思います。


さて、それではこの映画の時代背景や、この時に流行していたものは他に何があったのか!?も調べてみました。まず、1960年イギリスでは徴兵制が廃止となり、その反動で若者がファッションや音楽に夢中になったこともモッズブームが盛り上がった要因かもしれません。それと、アフリカにおいては、ヨーロッパの植民地であった地域の多く(カメルーン,マダガスカル,コンゴ,ナイジェリア他)が独立を達成した年であることに因み、アフリカの年と呼ばれています。

映画の舞台となった1960年代に起きた出来事(流行)ですが、日本では1960年:カラーテレビ登場。1964年:東京オリンピックが開催。1966年:ビートルズ来日。
洋画ランキングは1960年:ベン・ハー,太陽がいっぱい。1961年:荒野の7人,ウエストサイド物語,風と共に去りぬ。1962,63年:史上最大の作戦。そして『さらば青春の光』の中でも大事件の舞台となった、1964年から66年まではなんと007シリーズがトップテンに入ってきています!!
決してジェームスボンドと比べてはいけませんが、『さらば青春の光』の主人公:ジミーのろくでなしさといったらありませんね、、(しかしもちろんそれがあの世代の若者の心をつかんでるのは言うまでもありませんが、、)


私が生まれる10年以上前の実話を元に描いているそうですが、やはり青春映画は10代~せめて20代で見るべきものですね。
次回は、(モッズスタイルpart2)『さらば青春の光』の「音楽」にスポットを当ててご紹介いたします。