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剣ボロをご存知ですか?

オーダーシャツ 剣ボロ

皆さん、シャツのパーツで「剣ボロ(Sleeve placket)」って何処だか知ってますか?

シャツを着脱する時やアイロン掛けの際にカフスを開く為の袖先につけられた切り込みで、釦ホールが付いているのが「上ボロ」、釦のついているのが「下ボロ」と呼ばれます。

 

剣ボロは英語では「Sleeve placket」と呼ばれており、英米の一部ではガウントレット(Gauntlet)と言うことも有ります。ガウントレットとは元来騎士が槍を持つ際の籠手(こて)風の手袋の事。企業戦士がワイシャツを着るときにカフスボタンやガウントレットボタンを留める仕草は、戦いに備えてガウントレットを装着する騎士みたいで凛々しいですね。

オーダーシャツ ガウントレットボタン

ところで、この切り込みが「剣ボロ」と呼ばれる理由は幾つかあります。ひとつは袖口に切り込みを入れ、そこに当てた布の先の形が剣のように見えるので「剣ボロ」だという説。ボロについては、昔は「棒」であったのではという意見もあります。つまり剣のような、そして棒のような形状をしたパーツなので「剣棒」と呼ばれるようになり、それがいつしか「剣ボロ」に変化したと言う説です。もう一つは、切り込みの先が切れっぱなしでは「ボロく見える」のでボロを隠す剣のようなパーツで「剣ボロ」と言う説です。

 

なぜ剣ボロが必要なのかは、カフスを手首にフィットさせるように細くしたので、そのままでは手が抜けません。そのために、カフスを開いた時に手が抜けやすいように切り込みを入れました。そして、切りっぱなしには出来ないの考え出されたのが剣ボロです。

 

ちなみに剣ボロの長さ(開きの長さ)はカフスの長さの半分程度が目安です。理由はメンテナンス(アイロンを掛ける)の際、カフスを平らにする必要が有り、その為には剣ボロの長さは開いた時にカフス全体を伸ばせる長さが必要で、カフスの長さの半分が目安となります。

そして、切り込みが開いたままだと手首が見えてしまいます。手首が見える事は、靴下とズボンの折り返しの間に足が見えるのと同じように、エレガントでは有りません。そこで、開きを隠して袖をフィットさせる為、ガウントレット・ボタンが付けられました。

 

手を洗う時や、暑いのでちょっとカフスを開けたい時、ガウントレット・ボタンでカフスを留める事も出来ますのでお試しください。

ガウントレット・ボタンでカフスを留める事も出来ます

ちょっとしたウンチクですが...

 

下ボロとカフスの部分の取り付け方法なのですが、ダブルカフスの様にカフリンクスを使うタイプと、ボタンダウンの様にスポーティなシャツでカフリンクスを使わないタイプで、下ボロの取り付け方が違うの知ってますか?

カフリンクスを使うタイプは、カフリンクスを付けるのでカフスの内側を合わせた時、下ボロがねじれない様にひねって取り付けて有ります。一方、カフリンクスを使わないタイプはひねらずにそのまま取り付けてあります。

 

オーダーシャツ 下ボロの付け方

 お手持ちのワイシャツで確認してみてください。(^_^)