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ネクタイの起原

オリジナルネクタイ、セレクトショップの半額のコストパフォーマンス!

ネクタイの起源については諸説有り、最も古い起源は2世紀初頭のローマ兵士たちの防寒具として使われた「フォーカル」と呼ばれる布だと言われていますが、一般的に広く知られているのはクロアチア説で、私もこの説が一番ロマンが有って好きです。

 

どの様な説かと言いますと、17世紀のフランス・ブルボン王朝期にルイ14世の警護のためにフランスに駐留していたクロアチア軍の兵士が首に巻いていたスカーフが起源である説です。

クロアチア兵士が妻や恋人から贈られたスカーフを首に巻いていて、それを見たルイ14世が興味を示し、側近の者に「あれは何だ?」とに尋ねたところ、側近の者はクロアチアの兵士について尋ねられたと勘違いし、「クラバット(クロアチア兵のこと)でございます、閣下」と答えたため、その布をクラバット(cravate)と呼ぶようになったという逸話である。

この説には、17世紀にはすでにフランスでクラバットという言葉は使われていたという反論がありますが、どちらにせよ、1660年ごろに人気のあったクラバットは、単に幅広のネッカチーフを首に巻いたものでした。

 

始めはクラバットとフランス語を使っていたのが、ネッククロスとかネクタイの様に英語を使うようになったのは、19世紀以降イギリスの紳士服業界がフランスをリードするようになった為で、それが現在まで続いています。

 

1850年頃、クラバットの結び目だけを残した「蝶ネクタイ」がロンドンに登場。それを皮切りに、1870年代にはアスコット・タイが考案されました。その後ネクタイは進化し、19世紀末になると現在の形である「フォア・イン・ハンド」と呼ばれる、首元からの吊り下げ方式のネクタイが誕生します。フォア・イン・ハンドは現在ではネクタイの結び方のひとつの「プレーンノット」を指しますが、もともとは4頭立ての馬車の意味が有り、御者の手綱さばきが楽になるように考え出されたと言います。

 

1926年には、ジェス・ラングスドルフというニューヨークの発明家が布地を3等分に折り、形が保たれやすいネクタイを作りました。しなやかで、かつ、形がしっかりしている現在のネクタイの誕生です。

 

我が国で初めてネクタイを締めたのは、幕末にアメリカから帰国したジョン万次郎とされています。彼が1851年(嘉永4)年9月、長崎奉行所で入国の取り調べを受けた時の所持品にピストル、羅針盤などにまじって「白鹿襟飾」と記録されたものがあり、これがネクタイのことと思われます。

 

その30年後の明治17年、帽子商の小山梅吉という人物によって、初の国産ネクタイが作られました。その時、梅吉が作ったのは蝶ネクタイだったそうです。小山梅吉が1884年10月1日に初めてネクタイを生産したことを記念して、1971年にネクタイの業界団体である日本ネクタイ組合連合会が、10月1日を「ネクタイの日」と定めています。

 

クールビズの影響でネクタイを着用する期間は減っているようですが、その分、上質でファッショナブルなネクタイでお洒落を楽しみましょう。

 

【おまけ】

シルク素材のネクタイの剣先が毛羽立ってきた時に皆さんはどうしていますか?

ハサミで切ったりするより、細かい毛羽立ちはライターの火で軽くあぶると綺麗になります。

ただし、火を強く当てすぎないように充分注意してください。