
皆さん、シャンブレーがどの様な生地かご存知ですか?
シャンブレーとは独特な霜降りの風合いが有る生地で、艶やかな光沢感や見る角度によって色を変える玉虫のような光沢が有ります。
ブロード生地だと何か味気ないけど、あまり柄がハッキリした生地は駄目だし・・・
そんな方にピッタリ!
霜降り感が独特の表情を醸し出して、白やサックスの無地には無い味わいが特徴です。
織り方の特徴は、経(タテ)に色糸、緯(ヨコ)に白糸(または経糸と違う色糸)を使用した平織の織物で、ブルー系の生地がイメージされると思います。
シャンブレー(chambray)という言葉は、この織物がフランス北部のカンブレー(cambrai)という都市で初めて織られたことから付けられた名称です。私たちはシャンブレーが一般的ですが、英語圏ではカンブリック(cambric)という言葉の方が浸透しているようです。
1960年代に活躍した、サイモン&ガーファンクルによる「スカボロー・フェア」の中では「Tell her to make me a cambric shirt」(カンブリックのシャツを作れと伝えてくれ)と歌われています。
ちなみに、経(タテ)に色糸、緯(ヨコ)に白糸を使用して綾織にしたものはデニム、同じ綾織りでも経(タテ)を白糸にして、緯(ヨコ)を色糸にしたものをダンガリーと呼びます。
本来、シャンブレーは経(タテ)に色糸、緯(ヨコ)に白糸を使った平織ですが、現在では、縦横で異色の糸を使った霜降り効果の有る織物をシャンブレーと呼んでいます。
平織のシャンブレーだとカジュアルな印象ですが、綾織のシャンブレーはドレッシーな感じでビジネスシーンにもオススメ!
シャツだけでなく、スーツ生地でもシャンブレーの雰囲気を醸し出している生地が有ります。
デニム調の生地で、うっすらとしたシャンブレー効果で独特の味を醸し出しています。
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